だんだん夏のような暑さになってきました。
美形ゾーンには昨日まで、フェラーリと、このふわふわレースベッドが並べてありましたが、
もう見た目にも暑い! 暑苦しい! ということで、夕方にはベッドを撤去し、
木の面をよく拭いて、半分には夏用ベッドを置き、残りのスペースは木のままにしました。
暑いのに、こうしてうずまるように眠る王子。
なんて愛しいのかしらん、と眺めては、見つめては感傷に浸ってしまいます。

おととい美容院に行ったアイちゃん。
カットされながら猫と暮らしているという話をしていて、8歳だと言うと、
「猫の寿命ってどれくらいなんですか?」と美容師に訊ねられたそうです。
ぽわ~んとした優しい女の子で、もちろん悪気などまったくありません。
シンプルな疑問として訊いただけなのです。
でも、8歳の子があと何年一緒にいてくれるのか・・・
考えるだけで、いいえ。そんな想いが頭をかすめるだけでも悲しい。

夢を見ながら眠る王子。
生まれてからずっと愛されてきた。わたしたちがずっと愛してきました。
最上級に大切なきみは、同時に重い罪を背負ってもいるんだね。

かわいいかわいい王子の頭。
この中で、ぐずったり甘えたり、ヲル姫と遊んだり、お腹が空いたとか、
鳥さんがベランダに来たとか、
玄関を出たいとか、カナブンが初めて来るのはいつだろうとか、
いっぱい色んなことを考えて感じてるんだね。
ずっとこのまま、安らかな日々が続いて欲しい。

お昼寝中の王子をみていると、ふとした隙に引きずり込まれてしまう。
魔のようなすき間。
ぽっかりと口をあけてるわけじゃない。そんなあからさまな様子はみせない。
だからいつも気づかないうちに落ちそうになってしまう。そんな、すき間。
王子って、銀蔵のことだよ。
小さい頃は、よくそう呼んでました。
王子と姫ちゃん。
あちこちのおうちに、王子と姫がいっぱいいる。
みんな元気で幸せにね。
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コメントありがとうございます。
わぁ~、いつもカッコ良くてワイルド・・・なんて言ってくださって嬉しいです。
銀蔵は、ワイルドというよりは「マイルド」で、
のんびりおっとりした、優しい子です。
ワイルドなのはむしろカヲルの方で、
ガッチリ組み合ったとき、銀蔵はよく顔を蹴られています(笑)
生きる速さが違う動物を愛しすぎるということは、
それはもう「病い」のようなものですね。
人間よりも早く歳を取り、駆け抜けて逝ってしまうのは最初からわかっているのに、
それでも「その時」が永遠に来なければいいと、
みんなが思っているのかもしれません。
そうですね、だからこそ一緒にいる日々か楽しくて幸せ
一日一日を大切に、味わって過ごしていきたいです。