よく晴れた今日、夕方からはまた強い風が吹きました
午後はずっと日当たりのよい出窓のベッドで
まいにち眠る銀蔵

ぽかぽか

おなかの白い毛が、ケサランパサランみたい
ふわふわの
オーケン石の手触りよりも柔らかい


おなかの長い毛の中に指先を入れると、冷んやりするんでしょう?
毛のない肌って、ふしぎ~。気持ちワルイ~

銀蔵の寝顔

窓の外に見えている桜の枝には、新緑ではなく枯葉がぶら下がっています
これは、去年の秋の写真です

まいとし桜が散るころには、
風に舞う花びらを この窓辺で哀しそうに見つめる銀蔵

でも、木枯らしによって引きちぎられ、さらわれていく木の葉を見ている時の方が
もっと、ずっと哀しそうな顔をします

悲しがる銀蔵は、傷付いたような顔をしながら、
じっと木の葉の声を聴いているみたい

寂しそうに泣くんだよね、「きゅう~ん・・・」て
だからつい頭や顔を舐めてあげちゃうの


秋は、いろんな命が終わってゆくね
でもそれは、次にくる白い冬の寒さに耐えて、
また春に芽生える新しい命を待つための、
寂しさを味わうじかん。
春の嵐につれて行かれたひめちゃんは、
きっとそのままふわふわ風に乗って
暖かい日差しの中を走ってる。
そうだったらいいな。
カヲルはきっと、そうだと思う。
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